2013年9月12日木曜日
ネットビジネスの税金
リアルの店舗の場合は、経費が色々かかっていますので、なかなか利益は出ません。
家賃、人件費、電気代、減価償却費などの経費をまかなうだけの売上高(損益分岐点売上高)を超えてやっと利益は、出ます。
これに対し、ネットビジネスの場合は、リアルビジネスのような経費は、ほとんど掛かっていませんので、売り上げが少なくても利益-すなわち税金の問題が発生します。
私は、税金の専門家ではありませんが、法人の税務申告は、自分でやっていますので、大体のことは分かっています。
1、売上高-売上原価=荒利益
2、荒利益-経費=営業利益
3、営業利益-営業外損益=経常利益
経常利益にいきなり課税されるわけではなく別表4で加算、減産しますが、ここの所は、大きな金額ではありません。
そこで、利益を減らす(税金を減らす)もっとも重要なのは、2の経費です。
つまり何を経費とするかです。
これについて、一般的に良く知られているもの以外のものをコメントしますね。
1、自宅の家賃
自宅の一室でネットビジネスをやっていてそれが賃貸の場合は、床面積などから合理的に算出した金額を経費にします。
持ち家の場合は、周りの相場などから算出した金額を経費とすることができますが、この場合は、オーナーに賃料収入が発生します。
2、電気代、暖房費
自宅の一室でネットビジネスをやっている場合、電気代が掛かっていますが、メーターなどはありません。
そこで、作業時間などから合理的に割り出した比率で按分し経費とします。
私は、1/3を経費としています。
同様のことは、冬場の暖房費にも言えますね。
3、車
車は、購入の段階で法人名義にしておけば、すべての費用は、経費となります。
個人名義の場合は、法人との間で使用貸借契約を結びます。
賃貸借でも良いのですが、自宅の場合と同様にオーナーに賃料収入が発生しますので、使用貸借とし経費のみ法人に負担させます。
4、日当
電車に乗った、バスに乗った、スイカを買ったなどは当然経費となりますが、そのほかに日当を支給できます。
旅費規程を作り、例えば5時間以上の出張には、¥1500の日当を支給するなどですね。
これらの経費を計上することにより法人税が少なくなるのと同時に消費税も安くなります。
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